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2022.11.02

“工芸で彩る”食の空間 コーディネート展

金沢市工芸協会主催の”工芸で彩る”食の空間 コーディネート展に入選しました。

金沢市の工芸の魅力を広く発信するため、食の空間を彩り 工芸品の新たな使用イメージを提案するコーディネート画像作品の公募展でした。

無理に買わない、借りないで、家にある物を使用して楽しみたいと思いましたが、コーディネートは難しくと、何とか形にしました。私の作品は使用作品の写真上部の2点です。

応募の時期は夏の終わりでもまだ暑く、秋らしさを出したくて、近くの小学校に電話して、校門のいちょうの木の黄色っぽい枝をいただき、生けました。

コンセプト

祖父が愛用していた輪島塗の紅葉と雅楽の漆椀に、リズムを表した加賀象嵌の盛り皿を合わせ、寄せ木細工のカスタネットは、ナッツを入れ、いちょうのブローチは、箸置きに。ランチョンマットは柿渋染に、金箔をちらし秋が舞うように。金沢漆器の酒器で温もりを。低めの花器には、いちょうを生けました。 秋の音が聞こえるような、楽しいひとときを過ごしてもらえたらと、コーディネートしました。